プログラムコーディネーター挨拶
現在社会は、エネルギーや医療、航空、宇宙政策等様々な分野において難しい課題に直面しています。日本だけでなく、世界中が関わる重要な課題です。その解決のためには、その課題に関わる科学技術と、関係する制度や政策を、ばらばらにではなく、一元的に捉えて解決方法を探ることが必要となります。
しかしながら今の高等教育、特に博士課程教育では、自分の研究テーマを深化させることが重要視されるため、自分の専門分野以外には目を向けないという学生が多いのが現状です。
「社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム」では、そのような旧来の博士課程教育を打破し、文理横断的な知識を駆使して実践的かつ柔軟に社会的課題を認識し、解決策をデザインしマネジメントできる博士を養成することを目指します。
GSDMプログラムには、東京大学の9研究科から21専攻が参加しています。各専攻から集まる学生達がこのプログラムでの履修を通じて将来世界を先導するグローバルリーダーになることをご期待下さい。