<ご案内>
デニ・ムクウェゲ医師講演会:「コンゴ東部における性暴力と紛争」
第1部:10月3日14:00~16:00 (笹川平和財団国際会議場)
第2部:10月4日 9:40~12:10(東京大学本郷キャンパス 伊藤国際謝恩ホール)
東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム」(GSDM) および笹川平和財団では、コンゴ東部で医療活動に尽力するデニ・ムクウェゲ医師を日本に招聘し、連続公開イベントを開催します。ノーベル平和賞候補のムクウェゲ医師のお話を直接聞く貴重な機会ですので、どうぞご参加ください。
(1)ムクウェゲ医師講演会 第1部:「ジェンダー」 ☞開催報告はこちら
【日 時】 | 2016年10月3日(月)14:00~16:00(開場、受付開始13:00) |
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【会 場】 | 笹川平和財団国際会議場(東京都港区虎ノ門1-15-16) |
【内 容】 | ※日英仏の同時通訳有 開会あいさつ:石弘之 笹川平和財団参与 主 旨 説 明 :米川正子 立教大学特任准教授 講 演 :デニ・ムクウェゲ医師 「コンゴ東部における性暴力と国際社会の対応」 コ メ ン ト :秋林こずえ 同志社大学大学院教授 モデレーター:小木曽麻里 笹川平和財団国際事業企画部部長 |
【主 催】 | 笹川平和財団 |
【共 催】 | 「コンゴの性暴力と紛争を考える会」 |
【協 力】 | 東京大学博士課程教東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム」(GSDM) |
【参加登録】 | こちらのサイトにてご登録ください(定員:200名) |
(2)ムクウェゲ医師講演会 第2部:「ビジネスと人権」 ☞開催報告はこちら
【日 時】 | 2016年10月4日(火)9:40~12:10(開場、受付開始9:20) |
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【会 場】 | 東京大学本郷キャンパス 伊藤国際謝恩ホール(文京区本郷7-3-1) |
【内 容】 | ※日仏の逐次通訳 開会あいさつ:城山英明 東京大学公共政策大学院教授 主 旨 説 明 :米川正子 立教大学特任准教授 講 演 :デニ・ムクウェゲ医師 「コンゴ東部における性暴力と紛争鉱物の関係」 コ メ ン ト :吉永宏明 アドバンスト・マテリアル・ジャパン営業部長 モデレーター:華井和代 東京大学公共政策大学院特任助教 |
【主 催】 | 東京大学大学院博士課程教育リーディングプログラム「社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム」(GSDM) |
【共 催】 | 東京大学総合文化研究科 人間の安全保障プログラム/教養教育高度化機構国際連携部門 「コンゴの性暴力と紛争を考える会」 |
【後 援】 | 笹川平和財団 |
【参加登録】 | こちらのサイトにてご登録ください(定員:300名) |
《お問い合わせ先》
東京大学GSDM (担当 華井)
TEL: 03-5841-0952
Email: congoseminar@gmail.com
☆講演者紹介:デニ・ムクウェゲ(Denis Mukwege)医師
1998年にコンゴ東部のブカブにパンジー病院を設立し、4万人以上の性暴力被害者の治療に尽力してきた婦人科医師。コンゴ東部における紛争と性暴力の関係を国連本部をはじめとする世界各地で訴え、国連人権賞(2008年)、ヒラリー・クリントン賞(2014年)、サハロフ賞(2014年)などを受賞。
☆企画概要
コンゴ東部では豊富な鉱物資源の採掘・流通が武装勢力の資金源として利用され、鉱山とその周辺地域で武装勢力が住民に残虐な暴力をふるう状況が2016年現在も継続しています。2010年にはOECDとアメリカ政府によって「紛争鉱物取引規制」が導入され、欧米を中心とする先進国の企業がサプライチェーンの透明化に尽力していますが、根本的な問題解決にはいまだ至っていません。特に、武装勢力が住民に恐怖感を与えて支配する「紛争手段」として性暴力を利用し、コンゴ東部は「世界のレイプの中心地」とよばれています。本企画では、コンゴ東部で性暴力被害者の救済に取り組むデ二・ムクウェゲ医師を講師として招き、紛争鉱物と性暴力の関係、そして紛争下における女性の人権保護のための国際社会の取り組みについてお話しいただきます。また、第1部ではジェンダーと安全保障の専門家である秋林教授、第2部ではコンゴとルワンダの鉱物取引に従事するアドバンスト・マテリアル・ジャパンの吉永氏より、日本における取り組みの現状をご説明いただきます。