【10/21更新】<ご案内>
『人道的危機とCOVID-19』GSDMシンポジウム(全3回)
(2021年10月、11月、2022年1月/2月)

2021/09/24

 COVID-19による多数の死者は、このパンデミックの一側面に過ぎません。今回の新型コロナウイルス感染症の大流行へ対応していく中で、今まで見えなかった構造的なリスクや脆弱性が様々な分野で明らかになり、増大しています。これは特に人道的レベルで言えることです。例えば、世界各国の政府が渡航制限を導入し、援助関係者や難民などの個人が国際移動できなくなったことによる「移動危機」が発生し、それによって政治的危機が悪化しました。さらに、人種(アジア人差別など)、性別(家庭内暴力など)から国・地域開発等、あらゆるレベルにおいて様々な不平等が浮き彫りになり、深刻化しています。
 このような背景のもと、この全3回のオンラインシンポジウムでは、関連分野の専門家による基調講演と東京大学内の研究者による発表、参加者全員での活発な議論を通じて現在のパンデミックがもたらした人道的な影響や側面について洞察を深めていきます。
Symposium pamphlet
■For inquiry: stu.com.gsdm(at)gmail.com
 Organiser: Maximilien Berthet and Saeko Kawataki, GSDM Student Committee

 
Session 1:「パンデミックにおいて人道的危機に立ち向かう」
本シンポジウムの第1回セッションでは、著名なエンジニアであり起業家・人道活動家である高永賢博士(Dr. Albert Ko)をお招きし、コロナ禍における最新の人道的プロジェクトの中から、成熟した科学技術が貧困下の人々の生活をどのように改善できるのかご紹介いただきます。再利用可能かつ透明な抗ウイルスフェイスマスクの開発によって難聴者のバリアフリーコミュニケーションを促進し、国際的に高い評価を得ている一例や、モバイル紫外線滅菌システムの開発によって香港の分譲住宅の消毒に成功した一例などについてお話いただく予定です。高博士は国境なき医師団の一員として、南スーダンやインドネシアなどの複数の現場で活躍された後、2009年にINSIGHT Roboticsを設立し、世界で最も精度の高い山火事検知ロボットを開発されました。現在は、香港の嶺南大学大学院の准教授であり、社会起業家精神とイノベーション・マネジメントの修士課程のプログラム・ディレクターを務められています。
本セッションでは、ロベルト・オルシ先生がディスカッションを行います。

日時: 2021年10月11日(月)18:00-19:45
場所: オンライン(Zoom) 参加登録はこちらから。
東京大学の学生・教員の方はこちらからご登録ください。ご登録いただいた方には、ZoomのURLをお送りします。

 
◎Session 1は無事に終了しました。サマリー(英語のみ)をこちらに掲載しました。

 


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