<ご案内>
第116回プラットフォームセミナー
「朝鮮半島情勢変化と北東アジア経済協力」
2019年9月26日(木)14:00~17:00
(東京大学本郷キャンパス ダイワユビキタス学術研究館
ダイワハウス石橋信夫記念ホール)

2019/08/29

 朝鮮半島情勢は北朝鮮の核・ミサイル開発めぐる関係諸国の戦略変化などから大きく変わりつつあります。北朝鮮は、これまでの核開発と経済建設を同時に進める並進路線から経済建設に集中する路線にシフトしました。この1 年半の間に、金正恩委員長は習近平中国国家主席、文在寅韓国大統領、ドナルド・トランプ米大統領、ウラジーミル・プーチンロシア大統領との間で首脳会談を行い、今年2 月にはハノイで、さらに6月には板門店で米朝首脳会談を行いました。これらの一連の出来事は、北朝鮮が非核化に向けて踏み出し、北東アジア地域の経済協力関係の強化と経済統合の動きに弾みをつけるものになると大いに期待されましたが、その期待は失望に終わりました。
 このセミナーでは、近年の北東アジアにおける情勢の変化を踏まえて、各国の専門家がそれぞれの立場から朝鮮半島の現状と今後の展望について評価し、議論します。どうぞ、ご参加ください。

日時 : 2019年9月26日(木)14:00~17:00
場所 : 東京大学本郷キャンパス
ダイワユビキタス学術研究館 ダイワハウス石橋信夫記念ホールMAP
言語 : 日本語、英語(同時通訳有)
申込 : こちらより事前登録をお願いいたします
主催 : 東京大学博士課程教育リーディングプログラム「社会構想マネジメントを先導する
グローバルリーダー養成プログラム」(GSDM)
公益財団法人環日本海経済研究所(ERINA)

 
 
<プログラム>

14:00 ~ 14:30 :挨拶・基調講演
 高原明生(東京大学法学部教授、東京大学公共政策大学院院長)
14:30 ~ 16:45 :パネルディスカッション
 
 モデレーター:河合正弘
     (ERINA代表理事・所長、東京大学公共政策大学院特任教授)
 パネリスト発表
  アレクサンドル・ヴォロンツォフ
  (ロシア科学アカデミー東洋学研究所朝鮮・モンゴル部長)
  李聖華(延辺大学経済管理学院国際経済・貿易系主任、准教授)
  陳章元(ジン・ジャンウォン)(韓国交通大学校交通大学院院長)
  木村幹(神戸大学アジア総合学術センター長)
  柳志喆(リュウ・ジチョル)(未来エネルギー戦略研究所所長)
  三村光弘(ERINA 調査研究部主任研究員)
  エンクバヤル・シャクダル(ERINA 調査研究部主任研究員)
 
 パネリスト討議・質疑応答
 
16:45 ~ 16:55 :クロージング 河合正弘