<ご案内>
第67回GSDMプラットフォームセミナー
国際シンポジウム「ポストTPPの世界貿易秩序:日本にとってのチャンスと課題」12月14日(月) 13:00~17:00(東京大学山上会館大会議室)
2015/10/27
1 概要
日 時 | : | 2015年12月14日(月)13時-17時 |
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会 場 | : | 東京大学山上会館大会議室 (〒113-0033 東京都文京区本郷7-3-1) アクセス・地図はこちらをご参照ください。 |
使用言語 | : | 英語 |
参加費 | : | 無料、事前登録をお願いいたします。 事前登録はこちらから。 |
主 催 | : | 東京大学社会構想マネジメントを先導するグローバルリーダー養成プログラム(GSDM) |
協 賛 | : | 一般財団法人貿易研修センター |
2 背景とシンポジウムのテーマ
TPP(環太平洋経済連携協定)の交渉が2015年10月5日に大筋合意した。TPP大筋合意は世界貿易秩序の将来にどのような影響を与えるだろうか?
一つのありそうなシナリオは、TPP大筋合意がきっかけとなって他の広域FTAの交渉、すなわちRCEP(東アジア地域包括的経済連携)、日EUのEPA(経済連携協定)やTTIP(環大西洋貿易投資連携協定)の交渉が加速し、協定内容の相互参照を通じて広域FTAの内容が収斂し、供給網のグローバル化が進む21世紀の世界経済にふさわしい新たな国際貿易・投資ルールが形成されるというものである。
他方で、もう一つのありそうなシナリオは、広域FTAの内容は相互にまちまちなものになり、世界貿易秩序において貿易・投資ルールが分散化・断片化するというものである。
いずれのシナリオが実現するだろうか? あるいは、これら以外のシナリオはあるだろうか? いずれのシナリオが実現するにせよ、それは貿易交渉と貿易ルール形成の多角的フォーラムとしてのWTOの将来にどのような影響を持つだろうか? 日本と世界貿易秩序にとっては第一のシナリオがもっとも望ましいと思われるが、それではこれを実現するために日本には何ができるか? 何をすべきか?
本シンポジウムでは、国内外の貿易法・政策の専門家と政策担当者が、TPP大筋合意を受けて提起される以上の喫緊の問題を多角的に論じる。
3 パネリスト (敬称略、氏名のアルファベット順)
1) | Jo-Ann Crawford (WTO貿易政策検討部地域貿易協定課参事官) |
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2) | 福永有夏 (早稲田大学社会科学総合学術院教授) |
3) | 本間正義 (東京大学大学院農学生命科学研究科教授) |
4) | 岩本桂一 (外務省経済局経済連携課長) |
5) | 河合正弘 (東京大学公共政策大学院特任教授) |
6) | 米谷三以 (弁護士(西村あさひ法律事務所);(前)経済産業省経済政策局国際法務室長) |
7) | Meredith Kolsky LEWIS (ウェリントン・ビクトリア大学ロースクール准教授;ニュー ヨーク州立大学バファロー校ロースクール教授) |
8) | Chin Leng LIM (香港大学法学部教授) |
4 プログラム
13:00 | 歓迎の辞 城山英明 (東京大学GSDMプログラムコーディネータ/東京大学公共政策大学院長) |
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13:10 | シンポジウムの概要及びパネリストの紹介 中川淳司 (東京大学社会科学研究所教授) |
13:20 | 第1セッション ポストTPPのアジア太平洋の貿易秩序:日本にとっての展望と課題 パネリスト: 本間正義、岩本桂一、Meredith Kolsky Lewis、Chin Leng Lim モデレーター: 中川淳司 |
15:00 | コーヒーブレイク |
15:20 | 第2セッション ポストTPPの世界貿易秩序:日本にとっての課題とチャンス パネリスト: 河合正弘、米谷三以、福永有夏、Jo-Ann Crawford モデレーター:中川淳司 |
16:45 | 総括と謝辞 中川淳司 |