プログラム概要

目的

現代社会においては、構造変化を伴う経済社会的ニーズ、複合的に作用する様々なシステムリスク、世界的な環境のダイナミックな変容等を背景とした様々な社会的課題群が存在しています。研究をベースとしてこのような課題に応えるため、社会が直面するグローバルレベルの課題を的確かつ早期に捉え、これに対して、科学技術と制度・政策・教育を含む多様な専門分野の知識を統合して解決策をデザインするとともに、卓越したコミュニケーション能力や行動力を備えたグローバルリーダーとなりうるガバナンス人材を育成することを目的とします。具体的には、多様な専門領域の学生を対象として、課題を発見し定式化する能力(課題設定力)、各々専門領域を俯瞰的に社会課題の中に位置づける能力(水平展開力)、統合的な解決策を提示する能力(設計力)、多様なステークホルダーと連携して実現する能力(行動力)を養成するためのトレーニングを、国際機関とも協力しつつ提供します。

対象となる課題領域は、資源・環境・エネルギー、保健・医療、宇宙・海洋、安全保障、グローバル経済に加えて、食料・生命、AI・デジタル化、学習・コミュニケーションを含む幅広い領域に及びます。このように対象領域は様々ですが、このような分野の専門家は、しばしば社会の現場において、自らの専門的知識だけでは対応できない、多くのステークホルダーに関わる課題にどう対応するのかという共通の問題に直面します。本プログラムにおいては、社会デザインと実践という一定の観点からの、このような状況に対する備えを大学という場を活用して行います。

対象学生

東京大学の全研究科の修士課程学生、博士課程学生です。

修了要件

必修科目2単位、Project Based Learning 科目2単位、グローバル社会・政策コア科目・先端科学技術コア科目・課題解決力コア科目から8単位(各コア2単位以上、内英語科目4単位以上)の合計12単位以上取得を修了要件とします。

科目名・区分 必要単位
必修科目 Social Design and Global Leadership 2単位
選択必修科目 PBL科目 2単位
グローバル社会・政策コア科目(GSPP) 8単位(各コア2単位以上)
先端科学技術コア科目(AST)
課題解決力コア科目(IS)
合計 12単位

※1 PBL科目は課題解決力コア科目ともされているが、選択必修のPBL科目として認定された科目の2単位は、課題解決力コア科目の取得単位には算入されません。

※2 部局横断型教育プログラムは、原則としてプログラムが正式開設された後の認定科目のみが認定されることになっているが、同一科目を再度履修・単位取得することはできないという事情もあるため、プログラム開設当初については2020年春以前に開講された科目であっても必修科目とPBL科目については認定します。