社会デザイン

河合正弘

誰にも負けない分野を持つことが 道を拓く自信につながる

東京大学公共政策大学院特任教授
河合正弘

相手を説得するための論理思考と、それを言葉で表す能力を身に着けること。組織の大小にかかわらず、この能力を磨くことがリーダーになるための必須条件だろう。自分の分野を持ち、自分に対する自信を手にして、世界を舞台に活躍してほしい。

西沢利郎

理論と実践のギャップを埋める国際人材を育てる

東京大学公共政策大学院特任教授
西沢利郎

どのくらいの人が、自分の思い描いた「夢」やキャリアプランを現実のものにできるのだろうか。好奇心と問題意識を高く持ちながら、激しい変化の中でも目標を見失わずに進むこと。実社会で現実に直面する課題の一つ一つに真摯に取り組む姿勢は、夢をつかんだ人の共通項だろう。そして、次なる課題は、理論と実践のギャップを埋める国際人材を育てることだ。

飯田敬輔

新たな世界との出会いを自己成長のチャンスに

東京大学大学院法学政治学研究科教授
飯田敬輔

学問を越境することによって、自分の学問の充実だけでなく、人間としての成長感を得ることができる。好奇心をもってさまざまな分野にチャレンジすること、異分野の学問や仲間と交流できる機会など、身近なチャンスを十分に利用し、成長してほしい。 

岩本康志

市場経済の仕組みを学び、自分と社会との繋がりを見つける

東京大学大学院経済学研究科教授 
岩本康志

我々の生活を動かす市場経済。誰もが皆、日々の生活の中で個人として経済活動をしている。人から見た視点ではなくて、経済社会の動きを俯瞰する、あるいは客観的に分析することで、視点が違うと物事が違って見えてくる。

坂田一郎

自ら答えを作り出し、社会を創るリーダーに

東京大学大学院工学系研究科教授
坂田一郎

「リーダー」には、深い専門性を持ちながらも苦手をつくらず、目的達成に向けてあらゆることに自らチャレンジをする姿勢が必要だ。大学院での学びにおいて、答えは用意されているものではない。研究対象への愛情と興味関心をもって、自分が作るものなのだ。

鈴木寛

社会を指揮する「ソーシャルコンダクター」

東京大学公共政策大学院教授
鈴木寛

優れた政策立案者とはなにか?日本には、個々の領域では世界トップレベルの研究者がいても、それらをまとめ上げる人材は少ない。社会の声、各分野の声を聞いて指揮できる「ソーシャルコンダクター」を育てていきたい。