<お知らせ>
世界銀行セミナー 「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ実現に向けて:東アジアの経験から学ぶ」
10月16日(木)16:30~18:00(世界銀行東京事務所 富国生命ビル10階)

2014/10/06

ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ(UHC)は、ただ単に健康保険や経済的保障、法的保証とすべての人に提供するだけでなく、誰もが必要な時に支払い可能な額で、財政困難に陥ることなく、健康サービスにアクセスできることを意味します。本セミナーでは、東アジア6カ国(カンボジア、中国、インドネシア、フィリピン、タイ、ベトナム)各国の研究者、ヨーロッパの研究者、世界銀行による共同調査「アジアにおける保健の公平性と経済的保障(HEFPA)プロジェクト」の結果を紹介します。本調査では、健康保険への助成金などの需要サイドの取り組みとパフォーマンスに基いた支払いなどの供給サイドの取り組みなど、各国のUHC政策の効果について検証し、1)健康保険への助成金は政策決定者が考えていたほど万能ではない、2)健康保険へ加入すれば常に財政保障があるわけではない、3)保健ケアのプロバイダー側のインセンティブはUHCにおいて需要サイドのインセンティブと同じく重要である、という3点の結論に達しました。

この度、本調査を担当したアダム・ワグスタッフ世界銀行開発経済総局(DEC)人間開発・公的サービス分野担当リサーチマネージャーの来日の機会に、セミナー「ユニバーサル・ヘルス・カバレッジ実現に向けて:東アジアの経験から学ぶ」を開催します。お忙しいなかとは存じますが、奮ってご参加くださいますようお知らせ申し上げます。なお使用言語は英語・日本語(同時通訳付)です。

日 時 : 2014年10月16日(木) 午後16時30分~午後18時00分
場 所 : 世界銀行東京事務所(東京都千代田区内幸町2-2-2 富国生命ビル10階)MAP
申 込 : 参加登録
お申込みの際、ご関心事項、ご質問をご記入いただきますようお願いいたします。
スピーカー紹介
アダム・ワグスタッフ 世界銀行開発経済総局(DEC)人間開発・公的サービス分野担当リサーチマネージャー

英国ヨーク大学から博士号取得。世界銀行入行前は、英国サセックス大学経済学教授。国際医療経済学会次期会長。20年にわたりJournal of Health Economics 編集委員を務め、医療経済学、とくに公平性、経済的保障、医療制度改革など多数の分野で著作が多い。

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